8月18日、ひとつ年上のお兄ちゃんが事故で亡くなりました。突然の連絡でした。
15日の朝お兄ちゃんは、とても辛い事故にあっていました。
集中治療室に3日間、けんちゃんはすごくがんばって生きようとしたけれど、わたしも家族も、みんなで祈ったけど、兄ちゃんは助かりませんでした。
悪い夢でありますようにって、いっぱい願ったけど、現実でした。
けんちゃんはすごく大人しくて、正直頼りない兄ちゃんでした。
だけど、絶対に人を見下したりしない、優しい人でした。
痛みを知ってたから。
多分、けんちゃんは、普通の何倍も傷ついたり苦しんだりしたと思います。
それにじっと耐えて、がんばって生きていました。
けんちゃんの遺品は、どれもささやかで優しくて、いとおしいものでした。
けんちゃんがいなくなって初めて、
私が何も心配しないで東京にいられたのはけんちゃんのおかげだと気付きました。
私、気付くの遅すぎるね。
神様に愛された良い人は、神様が汚い地上に置いておくことを辛く感じて、早く天に連れ戻すって聞いたことがあるけど。。。
神様、けんちゃんを返して。
新聞配達を手伝ってたけんちゃん。
おばあちゃんに元気を分けてあげてたけんちゃん。
赤が好きだったけんちゃん。
ひきこもりの方を励ましてたけんちゃん。
人を大切にしてたけんちゃん。
台所で料理をしていると、うれしそうに覗きに来たけんちゃん。
私の料理を誰よりもうれしそうに食べてくれたけんちゃん。
もっといっぱい食べてもらいたいよ。
実家に帰ると必ず「あこちゃんおかえり」って言ってくれてたのに、もう言ってもらえないの?
けんちゃんがいなくなっても、世の中は何も変わってなくて、それがものすごく辛く感じます。
だけど、いつまでもめそめそしてたら、
けんちゃんの死で家族がずっと暗くなって不幸になったりしたら、
それは一番いけないと思うから、
私はがんばってでも幸せにならなくちゃなって思います。
けんちゃんの分も、
いっぱいおいしいもの食べて、ステキなものを見て、笑って。
そのたびにきっと「けんちゃんにも分けたい」って思うだろうけど。
涙が出てしまったりするかもしれないけど。
けんちゃんと一緒に生きて行こうと思います。
これからもずっと、私は2人兄妹。
最後に、駆けつけてくれた方、連絡を頂いた方、本当にありがとうございました。
それから、ずっとずっと仕事を休んで手をつないでいてくれたおっつん、
私たち家族みんなを支えてくれてありがとう。
